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2016.11.18

【ハルコのコラム】牛神社で運気UP!

肉好きなら一度はお参りしておきたい?! 日本全国の牛神様を調べてみました。

【ハルコのコラム】牛神社で運気UP!

鼻ぐり塚・福田海本部

編集長と雑談中、

「食用牛肉を祀っている神社はないのかしらん?」
「日本って明治5年まで肉食は禁忌だったし、どうだろうね……」と、調べたらあった!
吉備団子で有名な岡山県の吉備津神社のすぐ側に「福田海」(ふくでんかい)という仏教系の宗教団体の施設があり、この中に「鼻ぐり塚」があったのですぞ。
牛の鼻のつけた鼻環のことを「鼻ぐり」とも言い、その鼻環がなんと680万個以上も積み上げられて塚になっているのです。

 

この「福田海」を創立したのは中山通幽(つうゆう)尊師という方なのですが、「福田」というのは何なんでしょうか?
調べていくと「福田」とは「功徳になるような善事」という意味ですが、これもイマイチ分りにくい。
要約すると、放置されているような無縁墓地墓や地蔵を集めて祭壇を築いて再供養する行為を指すというのです。
牛も長い間人間の使役として使われて、そして肉は人間に食べられてしまう。この牛の唯一残ったものが鼻環で、全国から牛を解体する関係者から供養のために送られて塚として祀られているそうな。
中山通幽尊師は幕末に生まれて昭和11年に亡くなられているので、丁度日本が文明開化で、牛肉を食べるようになり、牛に哀れを感じて「鼻ぐり塚」というものをはじめたのでしょう。
昭和初年に塚が建立されて以来、現在も畜類供養のため、春秋二回畜魂祭を行っており、年間数万個の鼻輪が塚におさめられているのだそうです。
牛肉好きのあなた、一度は「福田海」で長年美味しい牛肉を食べさせてもらった牛たちに供養をしに行ってはいかがでしょうか。

 

 

「鼻ぐり塚・福田海本部」
http://www.asahi-net.or.jp/~rn2h-dimr/ohaka2/20tikusan/26cyugoku/hanaguri.html

鼻ぐり塚・福田海本部

〒701-1341

岡山県岡山市北区吉備津795

  • 086-287-3008

お手伝いハルコ 後藤晴彦

お手伝いハルコ 後藤晴彦

出版関連の雑誌・ムック・書籍の企画制作のアート・ディレクションから、企業のコンサルタントとして、商品開発からマーケティング、販促までプロデュースを手がける。 お手伝いハルコのキャラクターで『料理王国』『日経おとなのOFF』で連載。『包丁の使い方とカッティング』『街場の料理の鉄人』『一流料理人に学ぶ懐かしごはん』など著書多数。2012年より故郷の岩手県の産業創造アドバイザーに就任。食アプリサイト「TERIYAKI」メンバー。ぐるなび「ippin」のキュレーターとしても活躍中。

http://otetudaiharuko.blogspot.jp/