• TOP
  • Column
  • あの人のけしからんレストラン「NATIVO」

2017.08.16

あの人のけしからんレストラン「NATIVO」

教えたいけれど教えたくない、でも仲のよい人には教えたい!
そんな名店を食通がリレー方式で紹介していきます。

今までの食通たちの“けしからん”レストランはこちら

あの人のけしからんレストラン「NATIVO」

紹介してくれた人 裏地 桂子さん(ギフトコンシェルジュ)

暑いときこそ、肉! で夏バテを回復したいところです。
どちらのレストランを紹介しようか、悩みました。が、今回はNATIVO (ナティーボ)。いまだ、プレオープン中ですが、太田哲雄シェフの料理を目当てに、オープンキッチンのカウンター12席にテーブル4席は、夜な夜な満席。インテリアの雰囲気もあいまって、東京・三軒茶屋にいながらにして、イタリアのレストランにいる錯覚をおこします。
店名の「NARTIVO(ナティーボ)」はネイティブと同意語で、その土地の、地元のという意味。太田哲雄シェフは、料理人を志し、19歳でイタリアへ。その後、イタリアの名だたるレストランやスペイン「エル・ブジ」、世界のベストレストラン50に選出される、ペルー「アストリッド・イ・ガストン」などで経験を積み、今年2月、看板のないレストランNARTIVOをオープンさせました。

 

基本はイタリアン。おまかせコースのみですが、貸切の場合は事前にお願いすればペルー料理のおまかせコースもいただけます。
毎回、コースの中で、必ずガツンと肉料理を楽しませてくれる太田シェフ。
猛暑の某日のスタートは、いわゆる生ハムメロンでした。とはいえ、イタリア・マントヴァ産メロンに、イタリア・パルマのプロシュート。しっかりとした果肉は、すっきりとした甘さで、たっぷりの極薄の生ハムの塩気と食感が合う、合う。次のトルタフリッタは、ブッラータとスパイシーなカポコッロで。ブルスケッタも秀逸。旨みたっぷりのブイヨンでブルスケッタを柔らかくしてあり、赤鶏のレバーと黒胡椒がアクセントに。トスカーナ地方でよく食べられる、チンタセネーゼの頬肉の煮込みを使ったパスタ、などなど……。

 

メインは、九州・宮崎産の赤鶏のバターソテー。目の前で太田シェフみずからが、フライパンを片手に澄ましバターをていねいにていねいに胸肉にかけながら、じっくりと焼いていきます。店内になんともいえないいい香りが漂い、食欲がわき、いまかいまかと待つ時間――。バターソテーですが、すっきりとしていてしつこくないんです。鶏もやわらかくジューシーで美味しい! 記憶に残る一皿でした。

 

もちろん、お肉料理だけでなく、どの料理、デザートまでがつんとしながら繊細。クリアな味を楽しめます。ぜひ、ツテを頼ってでも、席を確保して、太田シェフの世界観を堪能してください。

NATIVO

〒154-0011

東京都世田谷区上馬1-17-8

営業時間:※お店に要確認※

休:不定休

メールアドレス:info@nativo.jp

(ディナーではなく、フォンダンショコラ、キャラメルポップコーンのご注文についてはメールからお問い合わせください)

  • 非公開

裏地 桂子さん

裏地 桂子さん

ギフトコンシェルジュ、クリエイティブコーディネーター。

女性誌でライター、コーディネーターとしても活躍。

衣食住ライフスタイル全般に精通し、食通、きもの好き、京都好きでも知られ
る。現在は企業やショップの商品企画、商品セレクション、プロデユース、ブランディングなどを数多く手がけている。個別指導の「草月流師範・裏地桂子のいけばな教室」を主宰。

著書『ごきげん力 8つの育て方 運も縁も思うがまま』(ワニプラス)『もの、好き。衣食住をセンスよく楽しむ心得』(講談社)、『ほめられきもの宣言』(小学館)など多数。近著に『最上級のプチプラギフト100』(光文社)がある。

Instagram:http://www.instagram.com/k.uraji/

裏地桂子ホームページ

www.uraji-keiko.com