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2017.03.31

みんな大好き町中華  うまい肉メニューを探せ(4)

赤いカウンター、無造作に置かれた醤油や胡椒の瓶、厨房からはゴーッ!という強い火力の音と、中華鍋を振るう音……。大好きな町中華もついに最終回、またまたいい店見つけちゃいました!

町中華特集(1)

町中華特集(2)

町中華特集(3)

みんな大好き町中華  うまい肉メニューを探せ(4)

これを食べずに死ねるか!な、最強レバニラ炒め

「なにこれ、うまっ!」

 

いきなり驚かせてくれたシロモノはレバニラ炒め950円。とにかくレバーの火入れが絶妙。半生?と思っちゃうくらい中心はやわらかく、外側はカリッとしている。さらに、この甘辛のタレのうまさよ。シンプルにニラだけと炒めているのも好感が持てます。

 

今回はうまい肉中華があると噂を聞きつけて蔡菜食堂を訪問しました。中野の裏路地に佇む小さなお店。

厨房で腕をふるうのは上海出身の蔡才生さん。サービスを担当するのは奥様の王梅玉さん。お二人の人柄が店の雰囲気にも表われている心地良い空間。ああ、なぜ今までここに来なかったんだろう。

 

次に感動したのがスペアリブの黒酢ソース炒め1,200円。さすがは上海出身、黒酢の使い方がお上手。漬けこみダレが肉にしっかりと入っていて、噛めば噛むほどにおいしさが広がります。肉々しさ爆発! こうなったら手づかみでいっちゃうしかない! これは肉メディアお墨付きの判を押したいくらいの逸品ですわ。

シェフの修業先は、まさかの有名焼き鳥店

ホワイトボードには日替わりのメニューも書かれ、どれもこれもそそられるものばかり。

白切鶏1,300円(大サイズ)や長葱と豚バラ炒め1,000円など、どれもこれもひとひねり加えたおいしさ。かといって余計なことはしておらず、素直に「おいしい!」と言えるものばかり。その証拠に、ついついお酒が進み、紹興酒のボトルを(6人で)6本あけてしまいましたから(笑)。

 

もともと調理師として日本に来たわけではなかった蔡さん。料理の腕を磨いたのは、なんと焼き鳥の名店「バードランド」でした。従業員募集の張り紙を見て店に飛び込み、そこから17年。2005年にこの蔡菜食堂をオープンするまでのあいだ、まかないを作るなどして働いていました。今でもバードランドの社長である山口さんとは仲良しで、実は鶏のレバーのパテ700円は、バードランドで出しているものと同じなんですって。紹興酒からワインにシフトせずにいられないひと皿。

 

〆の麺やチャーハンもぬかりなし。さらに、デザートのごま団子450円を頼んだら、揚げてあるアレじゃなく湯圓(タンユン)が来たのでびっくり! もっちりの団子をかじると中から黒ゴマあんがとろ~り。やっぱりここは上海だ~!! と一堂感激したのでした。

 

※価格はすべて税別です

(取材・文:Keiko Spice)

蔡菜食堂(さいさいしょくどう)

東京都中野区中野3-35-2

営業時間:17時00分~23時00分※材料がなくなると早く閉まる場合もアリ
休:日曜

  • 03-5385-6558